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大人とこどもの分岐点

林由朗のブログ的ほーむぺーじい 旅をして、季節を愛でて、音楽して、日々の生活

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9泊10日五日目 利尻山登山 2013年8月12日

 
 2013年8月12日五日目。利尻山登山。

今回の旅の最大の目的。30歳記念で利尻山を登る。
話すと別に長くならないので、2009年から毎年稚内に、2010年から毎年礼文島に(某有名MOMO岩荘に)。

28歳ぐらいから、稚内モシリパユースホステルに泊まってる人から「毎年礼文島に行ってるのに利尻島には行ったことが無いんだー?行っちゃいなよ」とか、「若いんだから登れるって、30歳記念で利尻山のぼっちゃいなよー」とか。こんな風に言われまして、「で、登ったんですか?」っと聞いたら、「登ったことない」っと。「えー?」
28歳29歳の時も稚内モシリパユースで言われました。
桃岩荘来てる人は基本桃岩荘が好きな人が来ているので、利尻島の話なんて聞いたことないから。

それでも、毎年礼文には行って、いつも帰る時は利尻経由稚内行きのフェリーで帰っていて、いつかは登りたいと思っていたので、いい節目だし、今年これを目標に頑張ってきました。
5月から週4回の40分ぐらいのジョギングで3キロ体重を落としました。

で、今日を迎えます。



この日礼文に行くかそのまま疲れて利尻に残るか分からないので、山頂口まで宿の車で送ってもらいました。
有名な、海を触って海抜0メートルからやってもいいのですが、予定では今日礼文に行こうと木山くんと話をしていたので、時間優先で。

4時54分スタート



足を洗って、っと。
前の子が木山くん。旭川のゲストハウスで一緒になって、ノープランなので一緒に利尻山、登りましょ。ってなって一緒に行動しています。



唯一の水場、甘露泉水。
ここまででも結構歩きますからね。

ここで一息
 利尻山のいいところ
人が多くてもそんなに人がいないところ
今回は50人以上70人未満ぐらいだったかなー。
海を渡らないと登れないので、富士山とかにわか山登りみたいな人がいない。

日本で最果ての高い山なところ
旭川から上に行くと、それほど高い山が無いのに、利尻だけぽつんと。
利尻島自体が変わってって、海に向かって山の裾野で平らになっていくので、旅の好きの百田さんにという友達が言っていたのだが、「普通の島は傾斜がいろいろなところにあるのだが、利尻島は山以外は平ら、そこが変わってる」っと、利尻ぐりーんひるinnで言っていた。

登山者が少ないので仲良くなる

周りに何もないので景色がいい。っと思う(自分は雲がかかってた)

何やり、自分の自力で登れる山
来る人に、「富士山は5合目からでしょ、ここは富士山よりも登るんだよ」っと言われました。
自力だと自分が誇らしげになれます。


こんなところがいいです。




甘露泉水のところだけど、木山くん、幻想的だね。この構図と木山くんがってこと。



ここもかなりショートカット、本当はもっと長いです。
休みはしっかりとって、意外とペースは速いです。

晴れてきたので。ぱしゃり。



こうゆうの好きなんだよね。人物写真撮っていて。
可視光線って感じで。



わたくし、へばってます。顔は写真用で作ってます。

 

道はこんな風に石ころです。

私は山登りをしないので、他の山がどんなものか?
富士山も登ったことないし、最後に登ったのは中学校1年の時の宿泊学習で登った福島の磐梯山と小6の時に群馬の荒船山に登ったぐらい。大学3年の時に高尾山。
これぐらいです。

来た人に聞くと、利尻山はかなりの悪路らしいです。
他の山はもっと登りやすいて。

僕は5合目ぐらいからかなり辛かったです。

ここまでは何が辛かったか、木々が低いので、腰をかかげて登ったのが大変でした。



見晴らしのいいところに出ました。


ここに来ると人がいっぱい居ました。
そうすると、仲良くなります。

おっちゃん二人と仲良くなりました。

こんな最果ての地、いろいろな地方からの人でかなり仲良くなりました。

勝手に写真と使ってしまい、すいません。この場を借りて。恥ずかしかったら後ではがしますんで。言ってくださいねー。

他の人たちも、人が少ないので、登っていて、見た人たちですね。


もう、こっからが辛かったです。
歩いては呼吸を整えて。って感じで。



ここまで登ってきたのかと実感。



すいません、ブログの容量を使いすぎないように写真を小さくしています。すいません。



もう、辛くて辛くて。
みんな他の山登ってる人が羊羹とか大福とか食っていたので、僕もおむすびを食べたら、結構回復しました。

でも、辛い訳も他にあり、利尻山は水を最低でも2リットル持って行きましょう。っと、島のパンフレットには書いてあって、僕は、毎年礼文島の8時間コースは歩いているのですが、利尻山は8時間よりも楽勝だろう。っと、勝手に思っていて、水を1.5リットルしか持って行かなかったら、もう、辛い辛い。木山くんは1リットルで、二人して水には困りました。もっと持って来ればよかったー。そう、嘆いて、それで、ちょっとずつ飲んでも、行きで1.1リットルは飲んじゃった。本当に水は大切だなーっと。感じました。



いい笑顔ですなー。
後ろは万年雪です。

すいません、ブログの容量が有りまして、万年雪だけでも見せたいのですが、写真もかなり選んで載せています。すいませんが。

ここの8合目から木山くんと別行動。
木山くんが先に行って、僕は辛すぎて、10歩歩いたら呼吸を整えの繰り返して。無理はしない。そんな感じで。



この後一つ目の山みたいなところに小屋が在って、そこから下ってなだらかな道が続いて、そっからまた急な道へと。

辛くて忘れちゃったけど、ここも結構長くて、ここまでがかなり辛かったので、9合目まで来て、木山くんも待っていてくれて。

で、ここからが正念場って、いままで登ってきてかなり辛かったのに、ここの9合目からは今まで使った力と同じぐらいここの区間でも使います。みたいなことが書いてあって、「うそだろー?脅しもいいとこだよ」っと、二人で話していたら、本当にここの区間はかなり辛かったです。

いままでの疲労が蓄積して、ここの区間を登るのはかなり辛くて、全然足が出ないし、呼吸は乱れっきりだし。







この上が多分頂上。

こっから、木山くんは先に行ってもらった。

「僕は自分のペースで行くから」と。

ここの写真は帰りにお見せしますが、砂地獄と呼ばれ、足が持っていからますし、僕は疲れているので、結構人に道を譲って自分のペースで行きました。
10歩の長い休憩の連続でしたかな。

ここは本当に辛いです。



ここまで登ったのに、体が動かないから、こんなところで休んでいます。
もうちょっと。



登頂、4時間50分。

木山くんは僕より20分から30分前に頂上に着いたと。



曇ってますねー。



ありがとう木山くん、ありがとう色んな人、ありがとう神聖かまったちゃんのの子Tシャツ、最後までへばりながらも登れて自分にありがとう。



本当は頂上で「登頂したぞー!!」って、やりたかったけど、そんなの無理です。
体力的に。

飯食って一休みして、頂上に居ると気持ち良くて、なんだかこの景色とここの場所に居られることを楽しもう的になり、宿に電話して、今日もう一泊します。って、頂上で電話した。

雲が流れる様だったり、雲の雲海から見える稚内をみたり、仲良くなったおっちゃん二人を待ったたりして頂上に2時間弱、1時間40分ぐらい居た。



晴れました。やったね。



雲が風に飛ばされて。



おっちゃんたちとも会えました。
お疲れ様です。



人があんなに小さいでしょ。

あっちのもっともぉぉぉっと下の方から登ってきたんだー。っと、実感。



あっちにうっすら見えるのが稚内ですー。



左上のが礼文島ですー。

これから下山します。

時計は撮ってないんですが、写真のカメラデータで11時25分。



これなんですよ登ってきたの。

もっと辛い道のりですよ。



これも9合目のところですからね。

ここの区間はロープだったり、そこいらのものに手を付けて登らないと大変な区間です。



ここは8合目のちょっと前か後か。



上と同じ場所なんですが、天国なんじゃないかなー?って錯覚してしまうような景色でしたよ。

これを見れて登る価値はあります。

いい景色です。

こんなところで紅茶とビスケットでも食べたい。

 

利尻の固有種だったような?名前は調べてないが、こっちが本当だよ。っと、宿で教えてもらった。違ってたらごめんなさい。

似たような外来も多いんだって。

この後は下りるだけなのですが、先ほど書いた途中平らななだらかな道のところで、足元が木で見えなくて、そのまま木の根の尖ったのが足にぶっさっさり、ジャージに穴を開け、靴下の上からぶっさっさりながら、そのままヘッドスライディングする感じでこけて。

また、4合目ぐらいから雨が降ってきて、それで、なんでもない3合目か2合目辺りでぬかるみに足を滑らせ、足からけつごとリックにかけてこけてしまった。

いい事は、5合目の石ころのところで、靴を脱いで休憩したのが気持ち良かった。少し横になったりして。もう、ここでかなり水分を使ってしまった100ミリリットルも残ってないんじゃないのかなって。

途中の甘露泉水ではかなり水を飲みまして、ペットボトルにも水を入れました。
ここはエキノコックスは多分大丈夫っと思いながらも。



一気にショートカット。11時25分だったので3時間47分で下山。

ここでの北海道限定の缶コーヒーがおいしかった。

でもまだまだ山頂口までは来たけど、宿には戻ってないので、またこれから。



街中までやっと下りてきました。
木山くんは姫沼が見たいと、ちょっと前で別れました。



はいはい、宿に着きました。

16時45分。到着

4時45分からだから、ちょうど2時間ですね。

大変でしたよ。

はい、穴が開いているのは気が刺さったところ。

汚れているのはこけた証拠。

 

リックは汚れないで良かったー。



ここです、宿。

りしりぐりーんひるinn
2年前までユースホステルだったんですが、オーナーさんが具合を悪くして、今は違うオーナーさんになり、花ガイドの人たちが運営しています。

よかったらぜひ。

泊まる人はユースで前に利用した人ばかりです。

3800円ぐらいかな、素泊まり。

泊まって本当に良かったのは、静かです。

隣島とは大違い。

こんなに静かなのもいいもんだなー。って感じで、泊まってました。



昨日木山くんと一緒に飯を買いに行く途中の見晴らし台。
夕日ヶ丘展望台

 
昨日はカメラ持ってきてなかったので、今日は持ってきた。

礼文島に光線が架かる。



山はあんなにも雲がかかっちゃって。

あれ登ったんですとも言えないから、去年の写真。



あれに登りましたよ。


なめきってましたよ。礼文の8時間コースの5倍8倍ぐらい辛いんじゃないかなー。

ここを登る前に、前に桃岩荘でヘルパーやってた二着くんに、「利尻山と8時間コースだったら、どっちが辛い?」っと聞いたら、「断然利尻山」と言っていた意味がようやく理解でしたよ。

かなり辛かった。

今までの8時間コースはなんだったんだろう??っと思ってしまうほどだった。

30歳記念で登山するにはきつきつの山でしたが、辛さのある分だけいい思い出が出来た。

いい登山が出来ました。

一首考えました。今、即興で。

「登山して 気持ち残して ここだけの 天上の中 世界感じて」

こんな感じですかね。


その後弁当買いに行くも、カツカレーだー。っと思いましたが疲れすぎて、意外に食いにくかった。

 

木山くんが来る前に一人で食べてしまい、食堂で他に人がにぎわってる中、端の方でぼっちビール飲んでいたら、窓から外を眺めていたら、去年桃岩荘で一緒だった、百田さんに似た人が歩いてきて、確信は無いが、そうだろー。っと思い、外に出たら、百田さんで、まさか、利尻に居るとは思って無くて、再会の喜び感じて、それから一階の食堂で酒飲んで4人の人と話をして、今日が終わった。

利尻山の簡易トイレセット、使わなかったので、次の日百田さんが登るというのであげました。

それで、今日は寝た。てか、寝る準備して無かったので、12時からベットメイクして、木山くんはもう寝ていて、少し、荷物も片付けてから寝た。


大変だったのに、旅友に会って、なんだかんだずっと食堂でしゃべっていました。

いい一日だった。


次の記事はこちらです9泊10日六日目 桃岩荘で洗濯する 2013年8月13日

前の記事はこちらです9泊10日四日目 宗谷本線で稚内へ利尻へ 2013年8月11日






札幌からのオロロンラインのバスだったり。



なぜか知らないんですが、willerでハートランドフェリーのチケットが買えるんですよね。willerポイントも貯まると。

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